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Shiran Orchid in Color

   Since I use FUJIFILM GFX50SII and its kit lens GF35-70mm F4.5-6.5 WR, I less edit on my laptop. On camera, You can select film simulation and adjust contrast, sharpness, colors and such beforehand. Ideally, when you press the shutter, the work is almost done. I shoot with RAW so I'm not sure if these settings such as contrast and sharpness are reflected to the RAW images but I try to keep things simple as much as possible. I use Capture One because I can create catalog for all my photos I took from 2012 up to now and go back and browse and reedit anytime I want. This time,  I re-developed images of Shiran orchid photographed this year. I began with "ETERNA" color profile, which is one of my  favorite film simulation settings, lowered exposure about 0.8, added some contrast and yellow to give some warm feelings to the highlights and shadows. It's basically the same approach when you photograph images, like using filters. To see the original images, please visit her...

Shiran Orchid in Monochrome

  Prefer color images?  You can see the color  here . 

注文していたポストカードが届きました!

 レッドバブルにて、注文していたポストカード19枚が届きました。今回は、全て異なるデザインを一枚ずつ、Painterly Photography シリーズやLondon、広島の自然をテーマに撮影したものを印刷していただきました。渋めの出来上がりに感謝。いちばんのお気に入りは、Twistとタイトル付けした白猫のモノクロ写真。フィルムの良さが出た一枚となりました。5月末に注文し、到着はおおよそ二週間後の6月中旬。この夏は、うちわ片手にポストカードを書いてみようかなと思っています。

梅しごと

 6月に、祝日は一日もない。梅雨のはじまるこの時期、まだ週休二日制が始まる前のころは日曜日はまだ先かと気が遠くなるようだった。まぁ、始まってからも木曜日になる頃にはエネルギーが枯渇していたのだけれど。小学校に入学し、一年生が修了して二年生になった時、またさらに同じサイクルがあって、これがあと5年、いやもっと続くのかと思うと恐ろしく悲しくなった。一年生が終わったら、兄たちに追いつけると思っていたのに、そんな期待も砕かれてしまった。今考えてみれば、自分で思っている以上に学校生活に適応しようとエネルギーを使っていたのだと思う。全てが初めての体験なのだから、一日が一生ののように感じていてもおかしくない。昼寝が大嫌いで、眠ったら終わりだと思っていた幼少期もあったぐらいだから、一生懸命生きてきたと思う。  さて、6月。一年の折り返しと、誕生日がやってくることもありなんとなくソワソワしがちなこの季節。東京へ撮影にいった年もあったけれど、今年はどうしようかなと思いながら、例年より落ち着いた日々を送れていたので結局は自宅で過ごすこととなった。母が何か食べたいものはないかと聞いてくれたので、いつも通りのごはんと和菓子が食べたいとリクエスト。近所の和菓子屋さんで調達してきてくれた和菓子を家族でいただいた。  そうこうしていると、ご近所からお裾分けが。段ボールいっぱいに送ってきたからと、農薬不使用の梅を分けていただいたのだ。スーパーでは小梅1kgあたり1300円・大梅1600円ほどと、いいお値段だったため大梅には手が出ず、小梅3kgに甘んじていた矢先、こんなことがあってもいいのかしらと最初は躊躇(ためら)ったものの、素直に喜びを表現した母の姿を見て、私も一緒に喜びを伝えると、喜んでくれたからといってあとから追加でもう一袋いただいてしまった。青い梅と程よく熟れた梅。私はフリー、家族は二人とも出かける予定だったので、私が引き受けることになった。竹串で一つひとつヘタを取り、いそいそと次の工程へ。いつもは母がする作業。部屋中に広がる梅の香りに包まれて、塩を測ったり、焼酎を調達してきたりと、ちょこまかと体も使いつつ、無事梅干しを漬け終えた。これまでの人生で一番穏やかな一日だったように思う。  今は梅酢が上がってくるのを時折見ながら毎日を過ごしている。晴れの日が三日続く日に天日干しするということだ。 ...

一人旅縁 - 厳島

日帰りで晩春の厳島(宮島)へ  桟橋から徒歩で散策、静かな小径を通りつつ、にぎやかな商店街へと出たあとは大聖院へ。少し戻りつつ自販機にて飲料と栄養食を調達し、紅葉谷ルートへと続く道を通り弥山山頂での夕景を撮影しました。帰りは、大聖院ルートから下山し家路へ。ほとんど手持ちで撮影を行いましたが、弥山山頂での撮影は一部三脚を使用しています。穏やかな瀬戸内海を満喫させていただきました。 10年ぶりの宮島  よくよく考えてみれば、宮島を訪れたのはざっと数えて10年ぶりくらいではないかなと思います。その間に宮島口の路面電車の駅からフェリー乗り場への動線が整理され様子がガラリと変わり、建物も自然と融合するようなデザインに変わっていました。宮島に並ぶお店の様子もすっかり心機一転といった様子。観光客も、カップルよりも家族連れが多く、以前はよく見かけた一人旅でセルフィー棒を持っている方達は少ないように感じました。インバウンドの方が多く集まるエリアのお店は多言語表示があり、一歩入った昔ながらの町屋通りは景観がそのままで風情があり、「ひっそりとした佇まい」を味わえる人の流れを上手に作り出している印象でした。 桟橋〜大聖院  地元の方はどのように日常を送っておられるのかなとも思いましたが、商店街の十字路を通る軽トラを運転する地元の方のお顔を拝見すると落ち着いた面持ちで、「通りますよ〜」と小声でおっしゃりながらソロソロと通行されていて、程よい交流と距離間が保てているのかなぁと想像しました。それぞれが思い思いの時間を過ごせる場所。昼下がりだったこともあるからか週末にしてはそこまで人も多くなく、穏やかな時間となりました。 大聖院〜弥山  大聖院を参拝したあと、弥山山頂へ。穏やかな空と海を眺め、沈む夕日も。山並みに沈む太陽が完全に沈み切る瞬間をじっくりと眺めたのは久しぶりだったように思います。「ぽちょん」と音がしそうな沈み方で、なんだか可愛らしかったです。その光景に居合わせたインバウンドの方と笑顔を交わし、マジックアワーの空と海をもう一度眺めたのち、下山を決めました。実のところ星空を眺めたくて登ったのですが、思ったより肌寒く、カロリーも底をつき、充電器を持っていたのに、途中でカメラを充電する頭も働かないような感じだったので、疲れ果てる前に降参。準備不足でした。「恐怖心」と「迷い」いうのはかなりのエネ...

玄関のパンジーをスマホとFUJIFILM GFX50S II + フジノンレンズ35-70mmF4.5-5.6 WRで撮影

  先日、文字通り「両手に花」を携えて帰ってきた母の片手分のパンジーが玄関に生けてありました。なんとなくスマホで撮影したのち、GFX50S IIでも撮影してみましたので共有させていただきます。 玄関のすりガラスから入ってくる光と蛍光灯の灯りで撮影しました。 moto g24で撮影  まずはスマホで撮影した一枚から。moto g24の自動撮影は色も鮮やかに正確だなぁという印象。HDR撮影をONにしていることもあり、くっきりハッキリした感じですね。近くまで寄れて光量が少なくても手持ちで撮影できるので、スマホってやっぱり便利だなぁと感じました。なんとなく「平べったい」感じは否めないなとは思いますが、みる人によって印象は変わるのでしょうか。  それでは早速、 FUJIFILM GFX50S II で撮影した一枚をお見せしたいと思います。レンズは、標準レンズの フジノンレンズ35-70mmF4.5-5.6 WR を使用しています。普段はSNS投稿用にJPG+RAWで撮影していますが、今回からRAWのみで撮影をすることにしました。カラープロファイル・色温度の変更やシャドウ・ブラックの調整など、編集前と編集後をみていただきます。 編集前    Classic Chromeだと渋い色味でコントラストが強調されて落ち着いた色調になり葉の色や紫の花びらが沈んでいくような印象を受けます。花が主役の一枚ですが、花が置いてある板と焼き物の茶色の方が色の印象が強く、パンジー全体(花・葉・茎)に視線が留まりにくいように思いました。この日の被写体から受け取った印象とは一致していなかったようです。以上を踏まえて Capture One にてデジタル現像した一枚がこちら。 編集後  カメラとレンズが変われば自ずと構図も変わり、こちらは三脚を使用して撮影しています。手持ちでもノイズを抑えて撮影できる機材ではありますが、焦点距離が浅くなるので今回はしっかり固定してISO50, F9, 5Sあたりで2秒タイマーをONにしてRAW撮影しました。色温度を5120kから4800kくらいに下げ、撮影時に設定したカラープロファイルは、クラシッククロームからコントラスを抑えたCINEMAに変更。シャドウとブラックも少し上げて微調整しています。一見ぼんやりとした印象にはなりますが、その時の空気感など、時間をかけて...

ハクモクレン

昨年の剪定で高さを揃えたこともあり、今シーズンは一気に花咲きました。 空を仰ぐ

一人旅縁 - 朝の光と東京観光

 今回の東京は、 el tempo の定期公演と散策が目的。夕方に到着し、ライブ会場の SPACE ODD の隣にある Cafe Havana Tokyo にてカールスバーグと3種盛りタコスで小腹をゆるりと満たし、地下にあるライブ会場へと向かいました。地下にあるこの空間の幅は狭いが奥行きがあり天井は高く、壁は煉瓦造りとなっています。音の響きが有機的で面白く、観客に向かう音、上にのぼる音、四方八方に放たれた音が地面と壁を伝いふたたび空中で一つになっておりてくるような印象を受けました。音の響きも柔らかく、 馬力のある重低音まで包み込んでしまうようなところがあるようなところです。以前より照明の数が増えたのかなと思ったのですが、森に差し込む光の集まりのような光量で絶妙でした。お隣にいらっしゃったお客さんと「推し」の話をさせていただいた中で、推しのどこが好き?という話になり私は即答できなかったのですが、声とか人柄とか、センスとかかなぁとも思ったのですが、たぶん単純に、存在そのものが好きなのだなぁというところで落ち着きました。    ライブ終了後は恵比寿から山手線で浅草へ。今回は、 Hotel + Hostel という宿に宿泊。金曜の宿としてはお手頃価格で、駅からは徒歩5分ほど、浅草小学校のすぐ近くということで、安全面も大丈夫だろうということでこちらにしました。大浴場もあり、備え付けのシャンプー・リンス・ボディソープがあり、パジャマとスリッパは150円でレンタルしました。ドミトリーは奥に長細く空間としてはやや狭いと思いましたが、工夫を凝らした木造りのおかげで、さほどの圧迫を感じることもなく、身体も十分休まりました。交流を楽しむところという雰囲気が大切にされていて、スタッフの方からも温かみのある印象を受けました。  翌朝は浅草を散策。隅田川のほとりをゆっくり歩き、ランニングや散歩をする人や撮影をする人、水鳥の鳴き声、電車がゴトンゴトンとゆっくり橋を渡ってゆく様子、水面に揺れる街と空の光をのんびり堪能させていただきました。宿泊先も街中も国際色豊かで、新鮮でした。浅草寺の傍で出会った老舗のお団子屋さんには、素焼きせんべいが並べてあり、これにしようかなぁと見ながら声をかけると、「おせんべい?」と店員さんが答えてくれて、2枚100円のおせんべいを店の前のベンチに座っていただ来ました。なん...

Sunset Sky

 GFX50S II + GF35-70F4.5-6.5 WRレンズキットで撮影を始めてからやと思った通りの色が出ました。いわゆる「撮って出し」の一枚です。微調整が効くので、撮影はマニュアルで、測光モードは「スポット」に設定しています。色温度もケルビンで設定し、縦軸と横軸がある色のグラフのようなところで、微調整するのですが、なかなか今までのようにはいきませんでした。どうやら色温度の設定の座標軸の見方を逆に見ていたようです。太陽がちょうど山際に差し掛かる時に撮影をはじめたのですが、どうもオレンジだなともう一度挑戦しようと設定を見返して気づきました。太陽が沈み、空が「ぽっ」と色づくその瞬間を捉えました。センサーが大きい分、色のグラデーションも滑らかに出ますね。メカ的な話ができればいいのですが、私はどうも感覚的なところで捉えているようです。 ポートフォリオは こちら からどうぞ

英語と日本語の音節の話

 音節(syllable)というのは、「音の節」と書くように、言葉を音にした時の節目だと思っている。音節の数は、日本語でも英語でも、実際に発音した時の言葉に含まれる母音(あ・い・う・え・お/a, i, u, e, o)を数えると何音節かわかる。「ミルクティー」を例にすると、日本語では5音節となるがこれが英語では、2音節となる。  日本語も英語も上手に切り替えて話す人もいると思うが、母語または一番多く使用する言語に傾くのが自然だと思う。私の場合は、母語の日本語が軸にはあるけれど、環境とコミュニケーションをとる対象の雰囲気で切り替わっているのかもしれないなと今回の体験でそう思った。ということで、日本のスタバにて注文をした時のことを共有してみることにする。  読書をしに久々にスタバへ。自宅を愛する者としては稀だが、今日はいつもと違う場所でいつもと同じことをしたくなってしまった。ということで、散歩がてら歩いて向かうことに。通り道から畑や生垣の花々の様子を観察しつつ、すれ違う人と挨拶を交わす。茶梅や椿は満開、紅白の梅もふっくら咲きこぼれていた。この陽気な日に、私はニットのセーターを着た上にダウンジャケットを着てきてしまった。歩けば身体は温まるということを計算に入れるのを忘れ、着く頃にはしっかり汗ばんでいた。隣の本屋さんの気になる棚を一巡。そして、スタバに到着。  スタバの豊富なメニューから目当てのものを見つけるのは至難の業なので、いつも店員さんに訊いてしまう。この日は密かにミントティーとかカモミールといったハーブティーにしようと思っていたので、「ハーブティー」はありますか?と尋ねると、ハーブティーはないけれと、お茶ならこれだけありますと、メニューからお茶の欄を探してくださった。「あ、カモミールある〜」と思ったけれど、「ティーラテはこちらからお選びいただけます」と聞こえた途端、やっぱりミルクティーを頼んでしまった。アールグレイにしようと思ったけれど、アッサムティーがいいなと探したら、「イングリッシュ・ブレックファスト」とティーラテにはピッタリだと思えるような紅茶を見つけた。  英語なら"English Breakfast (Eng-lish break-fast)"と、4音節のこの言葉は日本語だと13か14音節くらいになるだろうか?長いなぁと思いつつ、日本語...

一人旅縁 - バリーン湖 - オーストラリア クイーンズランド州

  A couple of ducks swimming by the green colored boat in the lake in daylight, 2013, Lake Barrine, QLD, Australia.  Passage at the back of Lake Barrine Teahouse in daylight on a cloudy day in winter, 2013, Lake Barrine, QLD, Australia.  

一人旅縁 - ウィルソンズ・プロモントリー国立公園 - オーストラリア ビクトリア州

移動中の車から 自然の造形 A group of rocks along Tidal River on a cloudy day, 2012, Wilsons Promontory National Park, VIC, Australia.  ©2012 Yuko Yamada, All Rights Reserved.  

価格帯の改正 - オンデマンドプリントショップ

  オンラインで販売しているプリントグッズの価格帯の改正を行いました。これまでの価格帯からグッと下げ、平均価格での提供としました。以前と比べると、「手に入りやすい」価格帯になったと思います。最低賃金も1000円台になり、個人事業主・フリーランスとして働く人も増えてきて、誰でもアートを楽しめる時代になりました。そもそもどうして高い高いと言われてしまう価格帯にしていたかというと、買う買わないはあまり関係なくて、それこそウィンドーショッピングを楽しむように、見ていただけたら嬉しいと思ったからです。オンラインショッピングという体験を十二分に楽しんでいただけるよう、これからも精進いたします。 adamayokuyオンラインショップはこちら 追記:adamayokuyオンラインショップは、2026年3月15日をもって終了させて頂きました。ご利用ありがとうございました。

一人旅縁 - ベンディゴ - オーストラリア ビクトリア州

 メルボルン中心部、サザンクロス駅からV/Lineで2時間半のところにあるベンディゴまでの日帰り旅行にて2012年12月に撮影した数枚をご紹介いたします。オーストラリアの写真家ビル・ヘンソン(Bill Henson)氏の作品展がちょうどベンディゴ・アート・ギャラリー(Bendigo Art Gallery)で観れるということで向かったわけですが、アートギャラリーに向かう坂道も帰る前に通った通りもお店はほとんど閉まっていてとても静かな街だったという印象が残っています。いや、閉まっているわけでもなかったのかもしれませんが、夏だったからなのか、メルボルンの人の多い街並みばかり見ていたからなのか、お客さんとみられる人をあまり見かけなかったように思います。車通りが少ないというわけでもなく、通行量も停車している車も多かったので、休日でお休みだっただけなのかもしれません。  アートギャラリーでは、私ひとりポツンとゆっくり観覧することができました。授業でオーストラリアの写真家の紹介があった中のお一人で、夕景や風景写真、ポートレイトなどいくつか写真をスライドで拝見し、確かギャラリー巡りの時にも風景写真は拝見しましたが、ポートレイトも実際に現物を見てみたいと思い足を運んでみると、やはりなんとも言えない雰囲気を醸しておりました。大きな画角の中に収まっている椅子にうなだれるように座る女性の肌の質感の艶めかしさが奇妙なくらいに絶妙で、近づいてみてみると、絵画とはまた違った印象で受け取るような粒子一つひとつが見えてきて、遠ざかってみると、それらが全体を成しているのがまた不思議でした。大人向けの作品かなと思います。制作のアプローチに関しては、レクチャラーによりますと、感度の低いフィルムで光量の低い場面を撮影すると粒子が荒くなりますが、その効果を活用しているのでは......?とのことでしたが、実際のところはよくわかりません。写真を撮影した後の印刷の工程にも奥深い世界があるのだろうなぁと想像しながら、とてもいい時間を過ごすことができました。天井が高く、ガラス越しに中庭を眺めながらぐるりと歩いた後、窓際の机の上に20cm四方くらいの折り紙が置いてあったので、鶴と紙風船を折って置いて帰ったのですが、なんだか特別な時間をいただいたようで、心が軽くなりリフレッシュできました。   旅の思い出 参考資料UR...

一人旅縁 - 明日への入り口

  夕日は明日への入り口 夜のはじまりを彩るひととき 星々を迎える宴  セントキルダビーチの桟橋にあるベンチの小窓から覗いた夕焼けを撮影した一枚です。桟橋を海の方へ歩いていくと、レストランがあったりフェアリーペンギンやrakali(オオミズネズミ)といった野生生物が生息しているスポットがあったりで、夏場はビーチで泳ぐ人や憩う人マリンスポーツを楽しむ人にとどまらず、多くの人が集まるような観光名所なのです。シーズンオフになると穏やかさを取り戻すものの風の強い日が多く、そんな日にはウィンドサーフィンを楽しむ一行の姿を見かけていたように思います。夕暮れ時には、私のように散歩している人、釣りをしている人、波止場に座ってただただ海を眺めている人と、潮風と水平線をこよなく愛する人たちが憩うようなところです。住んでいたところから近かったり、引っ越してからも仕事の帰りに寄り道したり休日を利用して向かったりと、時間があれば通っていた思い出があります。  2024年12月に新しい桟橋がオープンし古い桟橋の撤去が始まったそうなのですが、とすると、同じ景色はもう見られないのかなぁと思う反面、次に訪れたときにはこれまで見ることのできなかった景色が見れるのだろうなとワクワクする気持ちにもなりました。生態系をまもるために人も街も変わり成長して行く必要があるのだなぁとそんなことを思いました。   参考URL Parks VICTORIA

一人旅縁 - アボッツフォード - オーストラリア ビクトリア州

かつての散歩道で見上げた空と木々。 微動だにしません とても幸せそうに眠っていましたその口元をパシャリ 一望しきれない広さのヤラ・ベンド・パーク オーストラリアの写真家Jesse Marlow氏のトークをお聴きしてインスパイアされた当時の一枚  アボッツフォード・コンベントという修道院周辺に住んでいた頃に見ていた風景です。  修道院周辺にはこども牧場があり、馬や牛、そして、羊が放牧されているようなのんびりゆったりとした光景が広がっていました。遊歩道は、ヤラ川がくねりくねりと流れるその名もヤラ・ベンド・パーク( Yarra Bend Park )という自然公園にもつながっているあまり境目を感じさせない素敵なつくりなっていて、この周辺の遊歩道を通って自然公園を歩きながら景色を楽しむのが好きで、毎日のように散歩を楽しんでいたのを思い出します。当時の日常も今となっては旅の一部として懐かしく思い出されます。 現在はどんな光景を見せてくれるのでしょうか。 旅の思い出

一人旅縁 - トラファルガー - オーストラリア ビクトリア州

 なぜ、この場所を選んだのか。今となっては覚えていないのですが、長距離列車V/Lineでメルボルン中心部から2時間ほどのトラファルガー( Trafalgar 地図 )というところへ日帰り旅行をしました。帰国前に行った レイクス・エントランス の一つ前の旅でした。Googleマップで見ていて気になった駅周辺にあった町の史料館を訪ねたのですが、その日が閉館日だったようです。「今日はお休み」の閉館日ではなく、閉館したその日だったのです。   そうおっしゃった受付の方に、私が日本から来て写真の勉強をしていること、日本に帰る前に旅行に来たことを話すと、受付の方が事務所に案内してくれ色々話を聞かせてくれたのはこの土地だったと思います。細かいところは力不足で理解できませんでしたが、資料の整理をしながら、町や人の様子を撮影したダゲレオタイプの写真をデジタルアーカイブしているのだというお話でした。パソコンに取り込まれた編集中の写真を開いて見せてくださったり、もう使わないからと町の人が持ってきてくれた二眼レフのカメラなんかも見せてくださいました。  事務所の雰囲気を堪能したのち、お礼を言って出発。プランBを立てていなかったので、この後はノープランでした。まっすぐ歩きまっすぐ帰ってくれば道に迷うこともなかろうと、駅からまっすぐ伸びていた道を歩いてみました。住宅地を抜けて放牧地をわき目に道路を歩いていきました。あまりに広い土地で、周りに高い山があるわけでもなかったので、遠近感がわからなくなるような空間が広がっていました。  牛や羊の存在に気づくのにもしばらく時間がかかりましたが見渡す限りの牧草地に時折、乾いた木々が硬い葉を茂らせてポツリポツリと並び立っています。そのあたりにある井戸らしき場所に乳牛が列をなして向かい、輪になって給水する様子をしばらく見ていました。ふと後ろを振り返り辺りを見回すと、野生のベリーが当たり前のように実を付けていたり、倒れそうで倒れる気がしない粘り強さを醸している木が生えていたり、見上げたその奥には人が住み始める前から土地を見守ってきたような周囲の木々とは打って変わって瑞々しい印象の巨樹が見えたりと、オーストラリアの草木を存分に堪能させていただいた散策でございました。   牧草をはみながら牛や羊は何を思うのでしょうか。   旅の思い出

一人旅縁 - レイクス・エントランス - オーストラリア ビクトリア州

  2013年、数年滞在したオーストラリアから帰国する前に少し旅行をと思い、長距離列車でメルボルンのサザンクロス駅から3〜4時間ほどのところにあるLakes Entrance(レイクス・エントランス)というところへ行ってみました。最寄りの駅までは列車で、途中からバスに乗って目的地へ。切符は窓口で購入。長距離の割にはやたらめったら安かったような記憶があるのですが、確か往復で30AUD(当時のオーストラリアドルは1ドル=80円くらい )もしなかったように思います。宿もユースホステルを利用して、ホストの方のご家族の自転車をお借りして散策させていただいたのを思い出しました。  Canon 550D (EOS Kiss X4)で撮影。海岸線と灌漑のための人工湖が並行している今までに見たことのない地形でした。空も広く、夜は満天の星空。初めて天の川を目の当たりにし、しばらく座って眺めたときのゆったりとした時間は今でも忘れられません。一人でいるのにひとりじゃない。空全体が話しかけてくれているような不思議な感覚でした。  もう一つ忘れられない昼の光景は、空を飛ぶペリカン。商店街の魚屋さんで Fish&Chips をいただいたあと、湖の方へと向かっていたら、わっさわっさと羽を羽ばたかせてゆったりと目の前を通り過ぎる大きな鳥。 「あ、ペリカンだ。え、ペリカン!? ペリカンが飛んでいる!!」 と、時間軸と空間がぐわんと歪んで現れたような感覚を味わった瞬間でした。  湖に着くと、街中では見ることのない白や黒の水鳥もいて、オーストラリアの自然の豊かさを味わうことのできた旅でした。夏はリゾート地として賑わうところだそうですが、オフシーズンのこのときは、とても静かでゆったりとした穏やかな時間が流れていました。 旅の思い出。

一人旅縁 - 花と緑

Film: FUJICOLOR 100  Film: FUJICOLOR 100  Film: FUJICOLOR PRO400H  

Moto g24で撮影して思ったこと

 タップ一つでここまでのクオリティを発揮してしまうMoto g24のカメラ機能に驚愕した2枚を共有しておきます。夕暮れ時の倉敷美観地区の川沿いに佇む建物を撮影しました。HDR機能をオンにしていたこともありこういう仕上がりになりましたが、ライトアップの照明がかなり明るかったので日中と同じ感じでタップを押してからの出来上がりもスムーズ。カメラ撮影を楽しむインバウンドの方もよく見かけました。スマホ写真は綺麗で記録媒体としては完璧だと思いますが、印象とか遊べる余白を与えてくれるのは私にとってはやはりこちらだなぁと、今朝の景色をGFX50S IIで撮影しながら思いました。

フィルムで見るお花 - マーガレットだと思っていた花はカモミール

 島根県邑智郡邑南町(おうちぐん おうなんちょう)にある香木の森にて、花壇の花を眺める。マーガレットが日の光を浴び咲いていると長年思っていたのだけれど、どうやらこの花はマーガレットではない。同じロールの写真の中でも、この一枚はなんか違うなぁと思っていた。でも何が違うのかが分からなかった。今改めて枝葉をよくみてみると、これはカモミールではないか。花弁が白くて真ん中が黄色い花は当時の私にとってはどれも「マーガレット」だったのかもしれない。渦中にある時には気づかないけれど、ひと段落したときに色々と気づくことがある。10年前には分からなかったことが、今になってみると理解できその当時の自分の行動を反省したり納得したりする。    今月はカタログの整理をしていていた。2012年から撮影した写真を改めてみていると、撮影したものの当時の私には手がつけられず諦めてしまった写真が多くあることに気づく。10%の編集で済むものはもう寄稿してあるのだけれど、大幅に切り取ったり、極端に色味を整えたり露出を調整したり、視界を遮るような要素を取り除くといった作業をする必要のあるものは置いてあった。そういった写真は、最終的に私が正確な色だと思っている色は出ないとしても、それはそれで味わいのある一つになるものが出来上がる。こういう色もある、と一つ答えを出せるような時間だった。いつか誰かの目に触れる日を楽しみに、また一つ進む。

光と影04 - ひとつになる

 一言ではなんとも言い表せない気持ちというものがある。その一言は浮かぶものの言葉に出してしまうとなんだか違う。いや、そうじゃないんだよでもこの言葉しか浮かばない。いやでも、もっとふさわしい言葉があるはずなんだよ......と、思いつつも、自分の語彙力のなさに絶望したくもないので、結局その言葉を放っている。その瞬間、「あ〜この語彙力なんとかしたい、なんとかならんかな、あぁこう言えばよかったんだ〜......」と、心の中で同時進行の反省会をしていたりする。  「写真に言葉はいらない」と思っていた時期もあったが、今となっては、写真は言葉があって初めて成立するものだと思っている。それは撮影者本人が語るものでなくとも、写真自体がみる人に語り始め、みた人自身の物語がそこから始まったり拓けてゆくきっかけとなったなら、その写真はアートであり言葉を持つ存在だといつからかそう思うようになった。  写真は真(まこと)を 写す(うつす)と書く。一方英語では、写真を Photography(フォトグラフィー) というが、辞書をみてみると、" photo "は「写真」のほかに「光」の意もあり、また、" graphy "には、「書法、画法、記述法、....術、…学」(ウイズダム英和/和英辞典・三省堂)といった意の要素がある。これを踏まえて写真が「まことの光を捉える画法」であるという前提で作品をつくるとすれば、芸術 " art "(アート)にも美術 " fine art "(ファインアート)にもなり得るのではないかと思っている。デジタルでもアナログでも、それが画像表現という平面であっても、物質として手に取り見ることのできる色や形のある立体物であっても、淀みを払った心、本心を以てつくられたものは美しい芸術作品だと私は思う。 冬の黄昏時、鉢植えのシェフレラに注ぐ光を捉える。  

光と影03 - 朝の光

 雪が降り続く時はじっと静かに部屋で過ごすものの、雪が止んで雲間が晴れた時に見る雪景色というのは、なんとも心安らぐ光景だ。澄んだ空気、冷気すら心地よいと感じるのは太陽のエネルギーを全身で感じ取っているからだろうか。雪国に暮らしたことはないからそう思うのかもしれないが、雪のある風景に憧れがある。終わらない夢と取り留めもない思考がふと落ち着きを取り戻すのと同時に、ふっと心に光が差し込むような瞬間が味わえるような毎日を想像してみる。  しんしんと降り積もる雪、暖かい暖炉、薪が燃えパチパチを音を立てている空間、ストーブでは前日煮込み始めた鳥手羽と野菜のスープが鍋の中でコトコトと踊り、時が来るのを待っている……。  こんな時、ふと思い出すのは我が家の太陽光パネルのこと。雪が積もったということは、パネルにも雪が積もっているのだろう。やっと太陽が出てきたのに、パネルは雪で覆われているなんてなんだかもったいないなぁと思ってしまう。ワイパーがついているとか、温水が流れるとか何かパネルが常に太陽光を受信できるシステムでもあればなぁと思うけれども、ワイパーも温水も零下の中では無力だよなぁと、思いを巡らせてみるけれども、結局「これだ!」という答えに辿り着くこともなく再び思考は別のことへと移りゆく。  ミルクティーを淹れよう。

光と影02 - モノクロの世界

  色の無い世界で唯一彩りを見せてくれるのは光の階調。写真の授業で初めて習ったのは、アンセル・アダムスが提唱した7段階のグレースケールだったことを思い出す。光の明度を6〜7つの段階に分け、世界を見ていくものだが、さらに細かく分けるとどうなるだろうか。どこに基準を置けば、この世界の全体が映し出されるのだろうか。白でも黒でもない真ん中のグレーを定めると、自然と全体がバランスをもって見えてくる。  当時の講師の中に、美しいモノクロプリントを作り出す人がいた。 Silvi Glattauer (シルヴィ・グラッタウアー)というアーティストだ。学校の廊下に飾ってあった彼女の作品に釘付けになった。マーガレットの花頭が3つか4つ、平らな台の上に並んでいる静物写真をコットンペーパーに印刷してあるのだが、これが平面の作品とは思えないほどの立体感を醸していた。  ハイライトは黄色味のある光で、黄色の上に黒が乗っているので、マットブラックというよりはチャコールブラックのような感じだったと記憶している。コントラストの高い白黒写真は見たことがあったが、ここまで明度の表現が豊かなモノトーンの作品は初めてだった。印刷にもいろいろ手法があるが、プリンターでデジタル印刷したようには思えない。今年になって改めて彼女のSNSをフォローし始め、印刷の手法が Photogravure (グラビア印刷)だということを知った。彼女から印刷を学べるのは、2年目からだったので、1年でコースを終えてしまった私の唯一の心残りになっていたが、印刷のワークショップやアーティストレジデンスをなさっているとのことで、まだ学べる可能性はある。私でなくとも、もし、この投稿をお読みのあなたがアート印刷を学びたいというアーティストなら、本当にお勧めしたいと思う。  写真の世界に入る段階でスタジオ写真、フィルム現像は体験してみたが、私の身体には合わないようで体調を崩してしまった。食生活の改善を試みてわかったのは、私の身体は化学薬品や人工のものに影響を受けやすいということ。そのことがわかってからは、屋内外問わず自然光を活用してデジタル撮影するという今のスタイルをキープしているものの、憧れは果てしないものだ。写真はフィルムが好きだし、私がコレクターだったら、一番に彼女の作品を購入しているだろうなと、これもまた憧れになってしまうのだろ...

写真紹介 - 光と影 – シェフレラの葉01

 

一人旅縁 - 鳩が舞う空

 年末、名古屋へ。  当初は18きっぷを利用して再び在来線でチャレンジしようと思っていたのだけれど、年末の混雑具合を想像して怖気づき、一晩で到着する高速バスから各駅停車の新幹線こだま、ひかり、さくら、そしてのぞみへと検討が移行し、結局、全席指定ののぞみを予約し、新幹線で向かうこととなった。  駅に到着すると早速のお手洗いラッシュ。外にまで行列が続いている。手を洗い待合室に向かうと、こちらは通常より本数が多いためか入れ替わりが早い。すんなりと席につき、発着の時間とホームが表示される掲示板を見つめたり本を読んだりしているうちに時間が過ぎた。そろそろ出発だ。ホームに着くと、すでに予定の列車が停車していたので、乗り込むことに。隣は空席。周りはほとんどが諸外国の方々。日本も多民族が当たり前になったんだなぁと、新大阪駅で乗り込んできた乗客でこの車両の席は私の隣の席以外はすべて埋まったようだ。  名古屋駅に着いても、その印象は続き、向かう先々には多言語が響いていた。  一日目は大須通りを、二日目には大須通から大須観音を参拝した。名古屋駅から歩いた時には途中に教会があるのが見えた。JR鶴舞駅から歩いた時には曹洞宗のお寺を見かけたので、この通り周辺は多宗教がそれぞれの神や仏様を祀って一つの街を形成していることになる。なんだかすごいところだなぁと、大須神社の門をくぐると、境内で鳩の群れが観光客から餌をもらっている光景に出会った。鳩に餌をあげたり記念撮影をしたりとそれぞれの時間を過ごしている。お堂の階段に並び参拝した時も、お経が響き渡る中、日本語・中国語・各国の言葉が参列者から聞こえていた。賽銭箱の近くには一応、参拝の作法を書いた案内板はあったものの、各々の礼儀作法をもって参拝しているようだった。この自由さがなんだか心地よい。  参拝を済ませて階段に差し掛かったところで境内を見ると、餌をついばんでいた鳩が見当たらない。見当たらないが、羽音が聞こえる。上を見上げると、お堂の上空を鳩の群れが飛んでいる。羽ばたいたかと思うと、屋根に戻り、屋根に停まったかと思うとまた羽ばたく。澄んだ青空のもと、鳩の群れがお経に合わせて旋回する光景は私たち旅人を思わせた。  空も大切なことも一つ、別々に見えても繋がっている - そういう思いや願いが溢れる場を体験し実感できた旅だった。