スキップしてメイン コンテンツに移動

作品の販売について - オンデマンドプリントショップ

  収益化のためAdsenseに取り組んでいましたが、結局自分の日常や旅のことばかり書いているので、人の役に立つ情報提供ができているかといえば、謎……。結局、セルフプロモーションしてしまっているので、いっそのことそうしてしまおうと、サイドバーにオンラインショップで販売中の作品の埋め込み画像を設置することにしました。私が利用しているショップのプラットフォームは、Redbubble(レッドバブル)というオンデマンドプリントショップ。色々なアーティストが作品を連ねていますが、個性的な作品が多いように思います。ポストカードや全面プリントのトートバック、ミニポーチをこれまでに注文しましたが、特にトートバッグとポーチは発色もよく、私の作風には合うようです。JPGだけでなくPNG形式も受け付けてくれるのが魅力で、PNG形式の画像をアップロードすれば、ポストカードはPNGで印刷してもらえます。まぁイラスト作品が中心のお店ですから、そうなのですが、PNGで印刷してもらうと少し渋めの印象でできあがるので、気に入っています。

 カスタマーサービスもよく、随時メールで対応してくれるので助かります。先日は、何を思ったか、注文の際に届け先の住所を日本語で入力していたらしく、注文の翌日メールで知らせてくれ、すぐに修正して予定通りの発送日程で届けてもらうことができました。要修正を知らせるメールでは、英語の住所の表記の仕方までわかりやすくレクチャーしてくれていて、印刷も顧客対応の仕事もきっちりしているし、フレンドリーに対応してくれるところは、本当にレッドバブルのいいところかなと思っています。ただ、ショップのサイトが英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語には対応しているのですが日本語は対応していないので、日本語で利用したいという場合は、ブラウザの表示機能から「翻訳」を選択して利用するなどの工夫は必要かと思います。

 在庫を持って、自分で注文をお受けして、梱包、発送、支払いの受け取りや管理をするというスタイルは私には向いていないというのと、どこへ行っても販売を続けられ、作品作りに重点がおけるという点から、オンデマンドのプリントショップを選びました。販売して利益を上げることに重点を置いているというよりは、家族や周りの人にプレゼントして個人的に楽しんだり、直接会える方でなくても、私の作品をいいなと思ってくれた人には、何か実際に手に取って見たり使ったりできるものがある方がきっと嬉しいと思うので、こういう形で販売しているというような感じでございます。

 また、エディションナンバー付きの額装作品につきましては、Artgene(アートジーン)のプラットフォームを利用させていただいています。実際に形になっているのはまだ1作品だけですが、こちらは、額装や印画紙の種類、マットや画角も併せたシミュレーション画像を見ながら選んで購入できるシステムなので、吟味しながら選ぶ時間も含めて、今までにはなかった購入体験ができるのではないかなと思います。こちらにオンライン展示している作品は、エディションが1のものがほとんどで、一点モノの作品となります。こちらもオンデマンドプリント。プリンターはキャノンをお使いとのことでしたので、キャノンのカメラで撮影している作品はもちろん、フィルムで撮影したものをデジタルでおこした作品や、2024年に撮り下ろした作品も販売しております。色味や質感を楽しんでいただけましたら幸いです。

 話はRedbubbleに戻りますが、先週、追加注文したポストカード10枚が12月上旬に届く予定です。届きましたらどのような感じか写真レポートしたいと思います。今日書いてみた記事も、これからレポートすることも、こういったことが収益化につながっていくということとで、AdSenseにこだわることはないということかもしれません。とにかく、続けて見たいと思います。それでは、また。


コメント

おすすめ

一人旅縁 - 鹿寄せに遭遇した時の一枚

      在来線で東京-名古屋-広島 からの帰り、奈良に寄り道。朝の奈良公園を散策していたら、ラッパの音が聞こえ、それまで人間観察をしながら地面でのんびりしていた鹿たちが一斉に立ち上がり、駆け出しました。車道にかかるとスピードを落として歩いて横断歩道を渡るという落ち着きも見せつつ、一目散にラッパが鳴る方へ。他の観光客の方たちに倣って鹿の後に続き、私も「鹿寄せ」に寄せられました。鹿たちが目指す先には、仕事着姿の方が腰にホルンを携え竹籠からどんぐりを繰り出しておりました。人間と野生の鹿が共生する一つの知恵なのかなと思います。どんぐりが一つのところに撒かれると、鹿も集まる。奪い合うこともなく、輪になって、ギュウギュウになりながらも、交互に頭をもたげ、安全確認と(どんぐりの)残量確認をしつつ、もぐもぐと一心におやつタイムを味わっているようでした。 - 旅の思い出

一人旅縁 - 厳島

日帰りで晩春の厳島(宮島)へ  桟橋から徒歩で散策、静かな小径を通りつつ、にぎやかな商店街へと出たあとは大聖院へ。少し戻りつつ自販機にて飲料と栄養食を調達し、紅葉谷ルートへと続く道を通り弥山山頂での夕景を撮影しました。帰りは、大聖院ルートから下山し家路へ。ほとんど手持ちで撮影を行いましたが、弥山山頂での撮影は一部三脚を使用しています。穏やかな瀬戸内海を満喫させていただきました。 10年ぶりの宮島  よくよく考えてみれば、宮島を訪れたのはざっと数えて10年ぶりくらいではないかなと思います。その間に宮島口の路面電車の駅からフェリー乗り場への動線が整理され様子がガラリと変わり、建物も自然と融合するようなデザインに変わっていました。宮島に並ぶお店の様子もすっかり心機一転といった様子。観光客も、カップルよりも家族連れが多く、以前はよく見かけた一人旅でセルフィー棒を持っている方達は少ないように感じました。インバウンドの方が多く集まるエリアのお店は多言語表示があり、一歩入った昔ながらの町屋通りは景観がそのままで風情があり、「ひっそりとした佇まい」を味わえる人の流れを上手に作り出している印象でした。 桟橋〜大聖院  地元の方はどのように日常を送っておられるのかなとも思いましたが、商店街の十字路を通る軽トラを運転する地元の方のお顔を拝見すると落ち着いた面持ちで、「通りますよ〜」と小声でおっしゃりながらソロソロと通行されていて、程よい交流と距離間が保てているのかなぁと想像しました。それぞれが思い思いの時間を過ごせる場所。昼下がりだったこともあるからか週末にしてはそこまで人も多くなく、穏やかな時間となりました。   大聖院〜弥山  大聖院を参拝したあと、弥山山頂へ。穏やかな空と海を眺め、沈む夕日も。山並みに沈む太陽が完全に沈み切る瞬間をじっくりと眺めたのは久しぶりだったように思います。「ぽちょん」と音がしそうな沈み方で、なんだか可愛らしかったです。その光景に居合わせたインバウンドの方と笑顔を交わし、マジックアワーの空と海をもう一度眺めたのち、下山を決めました。実のところ星空を眺めたくて登ったのですが、思ったより肌寒く、カロリーも底をつき、充電器を持っていたのに、途中でカメラを充電する頭も働かないような感じだったので、疲れ果てる前に降参。準備不足でした。「恐怖心」と「迷い」いうのはかなりの...

一人旅縁 - 広島–東京を在来線で & el tempo LIVE at BAROOMの感想

    春が終わり夏がはじまる頃、広島から在来線に乗って東京へ行ってまいりました。空の旅、海の旅、陸の旅といろいろ調べ、魅力的なプランはいろいろ出てきたのですが、いまいちピンとこず何度調べても、旅程が決まらない日々が続きました。考えあぐねて一番腑に落ちたのが在来線での旅でした。これまで飛行機や新幹線、そして高速バスでも旅をしました。新幹線ものぞみ・ひかり・サクラ・こだまとあり、一つ前の旅にて、こだまは経験させていただいた。でも、在来線はまだだな。普通電車で遠距離移動ってできるのだろうか、やってみようかなぁということで、各駅停車の鈍行で行ってみることにしました。  始発出発ということもあり、きっぷは事前に購入。WESTERポータルからe5489を通して往復乗車券を購入しました。長距離移動になると、距離に応じて切符の有効期限が長くなります。広島-東京 は800kmを超えるので、切符の有効期限は改札機を通してから5日間に。一日でたどり着けなくもありませんが、その後が続かないだろうなと思い、片道2日間で移動する旅程を組みました。道中の様子は、自身手書きの旅ジャーナルをもとにお届けいたします。 Day 1    広島から三原(みはら)までは、1時間16分の道のりだった。次の電車まで20分くらい待ち時間があったので、改札を出てみることにした。「営業距離100km以上なら途中下車が何度でもできる」と書いてあったのは見ていたが初めてだったので、駅員さんに確認をして改札を出る。駅前の噴水を一周して、ローソンでペットボトルの水を購入。再び改札を通り駅のホームへ向かう。相生(あいおい)行きの黄色い電車に乗り三原駅を出発した。大門に着く手前くらいで、登校中の中学生と相席になる。私も彼らも大きな荷物を抱えているが、彼らにとってはこれが日常、私には非日常の世界だ。おそらくいつも座る席にいつもと違う人が座っていたのかもしれない。そうだとすれば、彼らにとっても、いつもとはちょっと違う朝のひとときだっただろうか。 駅名のプレート  広島から岡山に入ると、駅名プレートの両端に引いてある線の色が黄緑色からやまぶき色に変わった。兵庫県に入ったら、また黄緑色に。上郡(かみごおり)のあたりでは、麦を栽培しているようだ。若麦の緑色の畑が広がる。有年(うね)駅でまた、駅名プレートに引いてあるライ...